GT240 HID コンバージョンキット取付方法

自動車用 HIDシステム 取付方法

HID240
作業前の注意事項

※HID装着方法例は一般的な装着例を基に記載しています。車両により当てはまらない場合もございますので予めご了承ください。
※車両は平坦で安全な場所で車両を安全な状態で作業できるようにしてください。
※車両のマイナス端子を外し作業してください。(この際、ラジオ等のメモリーが消失する事があります。予めご了承ください。)

  1. 現在装着のハロゲンバルブを取り外します。(取り外しは車両の取扱説明書等を参考)
  2. 仮点灯テストを必ず行ってください。(各商品の取付配線図を参考にしてください)

    ※GT240 H4装着時、スズキ等の車両の場合にHIDの極性と車両側の極性が合わない場合がございます。
    この場合は下記に記載してあるダイオードの方向、供給電圧の極性変更、ハイロー切換え配線の極性変更等を参考にしてください。

    ※仮点灯テストの際、ハイビームインジケーターの点灯・消灯、球切れ警告灯などのエラーコードの確認等も併せてお願いします。

    ランプが点灯しない場合

    ランプが点灯しない場合

    Hi/Lowの切替ができない場合

    切替ができない場合

  3. 仮点灯テストで問題がなければ、車両側に各パーツを装着して行きます。
    H4バーナー(電球)の装着

    H4バーナーの前部、後部が分割出来ます。
    1.前部をライトケースに固定(固定ピンにて)
    2.防水カバーを前部と後部の間に差し込みます。
    3.前部と後部を合体させます。
    4.バーナーの配線は下側になります。

    H4バーナーの装着

    シングルタイプ(H1、H7等)の装着

    H1、H7等固定時にHIDバーナーの固定がピンのみで緩い場合があります。
    この際はアダプターをゲタにして装着してください。(下図参照)
    ※H3タイプは配線をギボシ等で接続しなおす必要がある場合がございます。
    ※HB3/4、H11タイプはバルブがロック式の為、純正装着バルブと同様に装着してください。

    H11防水配線カプラーにカプラーピン挿入のお願い

    本製品のH11/H9のHID電源供給の為の配線カプラーに配線ピンは挿入されていません。(極性確認後ピンを挿入してください)
    車両側の極性とHID側の極性を確認し、カプラーのロック部の向きに注意してピンをセットしてください。

    カプラーピンの挿入

    本図①のピンはピンのロック部を外側に向けて挿入し、カチッと音がするまで挿入してください。(ピンは仮挿入し、ラジオペンチ等でピンを引くとしっかり留めやすいです)
    本図②のロック部は車両側カプラーのロック部に向きが合うようにしてください。
    注意:ピン後部の防水ゴムもしっかり挿入してください。

  4. HIDバラストユニットの固定方法

    ※HIDユニット(バラスト)はABSユニット、ECUユニットからなるべく遠ざけて固定してください。イグナイター及びバラストは縦、横、斜め、逆さに取付けても問題はありませんが精密部品の集合体の為、ガタツキが無いよう固定してください。
    ※精密機器どうしは極力避け離れた場所に固定してください。また、バラストと本体は塗装面等にて絶縁されていますが、直接ビス等での固定は避け、間に同梱の両面テープ等を挟みタイラップバンド等で固定してください。

  5. 配線関係をしっかり束ねて下さい。

    各接続のカプラー部分は防水の為、絶縁テープ等を巻いて保護してください。

  6. 最終の作動確認及び、光軸調整等を行って下さい。